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大きなディスク空間を対象

CPUの仮想メモリに対するアクセスは、実際はMMUを通してのメイン・メモリに対するアクセスである。仮想メモリの実体は、ディスクの中にあり、これをページング・ファイル貧とい、プログラムは、まずディスクの中に格納されており、その全ページのコピーがページング・ファイルの中にある。プログラムの実行が開始されると、その実行順序に従って、必要なページがデマンド・ページング方式によリページング・ファイルからメイン・メモリに読み込まれ実行される。シングル・レベル・ストア方式シングル・レベル・ストア(単一階層記憶)方式は、ディスクそのものをレベルーとした単一階層記憶方式である。UNIXの母体として位置付けられているMULTIXというオペレーティング・システムがこの方式をとっていた。CPUは、やはり仮想メモリに対してアクセスするわけで、三二ビット方式の場合、そのアクセスの限界が四ギガ・バイトであることや、実際はMMUを通してのメイン・メモリに対するアクセスであることも同じである。ダブル・レベル仮想ストア方式との違いは、CPUによるプログラムを含めてすべてのデータのアクセスが、仮想メモリ空間よりさらに大きなディスク空間を対象としていることである。プログラムやデータは、ディスクの中に格納されているが、プログラムの実行が開始されると、独特のデマンド・ページング機構を通して、ディスクの中に格納されているプログラムやデータが、ページとして直接メイン・メモリ内に読み込まれアクセスされる。この方式は、あたかもCPUが直接ディスク内のプログラムを実行しているようにみせているところに特徴がある。ネットワークフイド・シングル・レベル・ストア(単一階層記憶)方式は、シングル・レベル・ストア方式を、ネットワークワイドに拡張したものである。通常のシングル・レベル・ストア方式では、ローカルに接続されているディスクのみがレベルーの対象となっていたが、ネットワークフイド・シングル・レベル・ストアでは、ネットワーク内のすべてのノードに接続されている全ディスクが、レベルーの対象となっている。プログラムが実行される場合、ディスクの中に格納されているプログラムやデータが、メイン・メモリ内に読み込まれアクセスされるわけであるが、ネットワークフイド・シングル・レベル・ストア方式では、このプログラムやデータとしては、自ノードに接続されているローカルのディスク内にあるものだけではなく、他ノードに接続されているリモートのディスク内にあるものも対象とされる。